01 / 今日の一番
米国とイラン、カタールの仲立ちで和平の下書き——トランプ大統領「攻撃を急がない」、イランは「前進はない」
【事実】イランの代表団は1日、カタールでの話し合いを終えて和平の合意の下書きを持ち帰りました。2日には、カタールの仲立ち役が テヘラン に向かい、アラグチ外相 と話す予定と伝えられています。
【背景】アラグチ外相 は「米国が誠意を見せれば合意はありうる」としつつ、週末の話し合いで大きな前進はなかったと話しました。トランプ大統領 は、攻撃の再開を急がないと述べる一方、核の施設の名を挙げて警告もしています。核の扱いが一番の溝です。
【見立て】話し合いの扉は開いたが、中身はまだ遠い。原油の大きな下げは、その"期待"の表れです。
🗣 まわりの反応
- ルビオ国務長官=「できれば平和的に終わらせたい」と話した(CBS News)
- PBS=イランは核の話は後回しにしたい考えで、米国は新しい話し合いでも核を扱うよう求めていると整理した
- 論点:カタールの前の案は、イランが「受け入れられない」と退けたと伝えられる。下書きがどこまで歩み寄ったかは見えていない
L Lの見立て
こじれた話し合いほど、間に立つ人が効きます。カタールのように、両方から信頼される人がいると、止まった話が動き出します。今日の10分:いま止まっている交渉や話を1つ選び、「両方を知っていて、間に立ってくれそうな人」の名前を1人書く。自分だけで押し切らない手も、立派な一手です。
発信するなら:「米国とイランの話し合いを動かしているのは、間に立つカタール。こじれた話ほど、両方から信頼される人が効く。止まっている自分の話にも、間に立ってくれる人を1人思い浮かべてみた」
★ SNSネタCBS News / PBS / UPI / Fox News / TASS(Reuters)
02
米国の中間選挙はきょう3日——全国の平均で民主党が約8ポイントのリード、上院は アイオワ・ネブラスカ・メーン などの接戦しだい
【事実】米国はきょう3日(日本時間4日)、議会の議員を選ぶ中間選挙です。PollCheck の全国の世論調査の平均は、民主党51.1%、共和党42.7%。予測サイトの Decision Desk HQ は、民主党が下院を取る確率を84%、上院を65%としています。
【背景】上院は アイオワ・カンザス・ネブラスカ・メーン・オハイオ・アラスカ などの接戦で決まる見込みです。予測によって上院の確率は65%〜88%と幅があります。
【見立て】結果しだいで、トランプ大統領 の残りの2年の進めやすさが大きく変わります。東京の市場が反応するのは4日の朝です。
"選挙の前日の予測"(PollCheck・Decision Desk HQ)
🗣 まわりの反応
- Sabato's Crystal Ball=全国の世論調査をもとにした予測は「青い波」(民主党の大勝)を示していると書いた
- Poliwave=ネブラスカ の上院は五分五分で、接戦の州が結果を決めると整理した
- 論点:予測は割れており、上院の確率は65%から88%まで幅がある。数えるのに時間がかかる州もある
L Lの見立て
大きな結果を前にした時、できることは「どちらになってもやること」を決めておくことです。今日の10分:米国の動きで影響を受けそうな仕事(輸入・為替・取引先)を1つ選び、「どちらの結果でも、今月やること」を1行書く。結果待ちで手が止まるのが、一番もったいない時間です。
PollCheck / Decision Desk HQ / Poliwave / Sabato's Crystal Ball
03
ウクライナ・ザポリージャ州 で支援物資の配布所が爆撃され24人が死亡——オレシキ からは約800人が避難
【事実】Kyiv Independent によると、ザポリージャ州 の支援物資の配布所がロシアの爆撃を受け、24人が亡くなりました。ゼレンスキー大統領 は「ロシアが緊張を和らげる気がない証拠だ」と話しました。
【背景】米国の仲立ちで行われた オレシキ からの避難では、メラニア・トランプ氏 が約800人が逃れたと話しました。ウクライナ・ロシアの両国は公式の数を出していません。ロシア政府は、同じような人道の作戦は当面しないとしています。
【見立て】小さな避難の合意はできても、大きな戦いは止まっていない。冬を前に、電気や暖房への攻撃も心配です。
🗣 まわりの反応
- ゼレンスキー大統領=配布所への攻撃は「ロシアが緊張を和らげたくない、さらなる証拠だ」と話した(The Globe and Mail)
- Kyiv Independent=この1日でロシアの攻撃により2人が亡くなり30人以上がけがをし、10の州で停電が起きたと伝えた
- 論点:限られた停戦が終わり、両国でうその緊急警報が流れるなど、ネットを使った攻撃も強まっている
L Lの見立て
遠い国の出来事でも、助けを必要とする人がいることを忘れずにいたい。そのうえで、私たちにできるのは自分の足元の備えです。今日の10分:家や会社で「電気が止まったら困ること」を3つ書き、1つに手を打つ。日本でも冬の停電は他人事ではありません。
Kyiv Independent / The Globe and Mail / PBS