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原油が1日で7%を超える下げ、米国とイランの和平への期待で——Apple は決算で売上12%増でも株は下げ、東京は選挙を前に様子見

2026年11月3日(火) ・ 令和8年 霜月 ・ 第 118 号 ・ 今日の3本

文化の日で東京の市場は休みです。今朝のお金の話は3本。原油は米国とイランの和平の話し合いへの期待で、1日で7%を超えて下げました。Apple は7〜9月の売上が1,145億ドル、前の年より約12%増えましたが、株は下げています。そして東京は、米国の中間選挙を前に日経平均が208円安。半導体の決算で明暗が分かれました。期待で動く値段、数字と株の食い違い、選挙前の様子見——今朝の3本です。

北海の原油(ブレント)
約104ドル11/2・1日で7%超の下げ(Reuters・CNBC)
Apple の7〜9月の売上
1,145億ドル前年比 約12%増
日経平均(11/2)
63,081円前日比 −208円
ビットコイン
約7.8万ドル11/2 朝(Fortune・Coinbase)
01 / 今日の一番

原油が1日で7%超の下げ——米国とイランの和平の下書きが出回り、米国の原油は100ドルを割る

【事実】11月2日、原油の値段が1日で7%を超えて下がりました。CNBC によると、北海の原油(ブレント)は7.7%安の104.66ドル。米国の原油(WTI)は、節目の100ドルを下回りました。

【背景】カタールの仲立ちで、米国とイランの和平の合意の下書きが出回ったためです。トランプ大統領 は、イランへの攻撃を急いで再開するつもりはないと話しました。ただイラン側は「大きな前進はない」としています。

【見立て】まだ合意ではなく"期待"で動いた下げです。話がこじれれば、すぐに戻る可能性もあります。

"11月2日の原油の値段"(CNBC・Reuters)
104.66ドル
ブレント(−7.7%・昼ごろ)
100ドル割れ
米国の原油 WTI
8日間
下書きの話し合いの長さ

🗣 まわりの反応

  • Raymond James の モルチャノフ氏=この数か月、何度も「見せかけの夜明け」があったので、疑ってかかるべきだと話した(CNBC)
  • 市場の解説=これまでも「合意が近い」とのうわさで売られた後、戦いが激しくなったことがあると指摘した
  • 論点:ガソリンや運ぶ費用が下がる期待がある一方、イランの核の扱いで米国と溝が残り、先は読みにくい

L Lの見立て

値段が下がった日に、「この値段が続く」と決めつけないことが大事です。期待で下がった物は、期待が消えれば戻ります。今日の10分:燃料や運ぶ費用など、原油で動く出費を1つ選び、「上がった時」と「下がった時」の値段をそれぞれ1行で決めておく。決めておけば、毎日の上げ下げに振り回されません。

発信するなら:「原油が1日で7%以上下がった。理由は合意そのものでなく、合意への"期待"。期待で動いた値段は、期待が消えれば戻る。上がった時と下がった時、それぞれどうするかを先に決めておく」

★ SNSネタCNBC / Reuters(Yahoo Finance)/ UPI / Quartz / Rigzone
02

Apple、7〜9月の売上は1,145億ドルで約12%増——iPhone は約17%増、でも中国は届かず、株は1.8%安

【事実】Apple は11月2日、7〜9月の決算を出しました。売上は1,145億ドルで、前の年より約12%増。iPhone は576億ドルで約17%増え、サービスは約316億ドルと過去最高でした。テルヌス最高経営責任者 にとって初めての決算です。

【背景】新しい iPhone 18 Pro の売上は、期間のうち8日分しか入っていません。一方で、中国の売上は予想に届かず、iPad や身につける機器は前の年より減りました。株は決算の前後で約1.8%下げました。

【見立て】全体は予想を上回っても、市場は"伸びていない所"を見ていました。

"Apple の7〜9月の決算"(CNBC・9to5Mac・MacStories)
1,145億ドル
売上(約12%増)
576億ドル
iPhone(約17%増)
約316億ドル
サービス(過去最高)

🗣 まわりの反応

  • Yahoo Finance=iPhone の好調で予想を上回ったが、中国の売上は予想に届かなかったと伝えた
  • CNBC=iPhone の売上は予想の565億ドルを上回ったと伝え、新しい経営者の最初の説明に注目が集まった
  • 論点:新しい iPhone の売れ行きが本格的に入る10〜12月を待つ見方と、中国の弱さを心配する見方に分かれる

L Lの見立て

合計が良くても、見る人は弱い所に目を向けます。自分の数字も、合計だけで安心しないことです。今日の10分:先月の売上を、お客さまの種類や商品ごとに分け、「減っている所」を1つだけ見つける。そこが、次の一手の場所です。

CNBC / 9to5Mac / MacStories / Yahoo Finance
03

日経平均は208円安の6万3,081円——キオクシアが重し、東京エレクトロンとアドバンテストが支える。きょうは休み

【事実】11月2日の東京株式市場で、日経平均は208円25銭安の6万3,081円86銭と2日続けて下げました。前の週末の米国株安を受け、朝方は500円を超えて下げる場面もありました。

【背景】キオクシアが決算を受けて大きく下げ、1社で日経平均を約150円押し下げました。一方、東京エレクトロンとアドバンテストの2社で約445円押し上げています。米国の中間選挙を前に、結果を待つ空気も強い一日でした。

【見立て】同じ半導体でも、決算の中身で明暗がはっきり分かれる相場です。

"11月2日の東京"(読売新聞・中日新聞・TBL Advisory)
63,081円
日経平均の終わり値
約150円
キオクシアの押し下げ
約445円
東エレク・アドテストの押し上げ

🗣 まわりの反応

  • 読売新聞=AI や半導体の銘柄の一角が下げたと伝えた
  • TBL Advisory=東京エレクトロンは良い決算でも日経平均は下げ、キオクシアは半年ぶりの安値になったと整理した
  • 論点:東京は3日が休みで、米国の選挙の結果を受けて動くのは4日の朝になる

L Lの見立て

同じ業界でも、中身で評価がはっきり分かれる。お客さまが会社を選ぶ時も同じです。今日の10分:同じ業界の他社と比べて「うちが選ばれる理由」を1行で書く。書けない時は、お客さまに直接「なぜ選んでくれたか」を1人に聞いてみてください。

読売新聞 / 中日新聞 / TBL Advisory / OANDA