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Binance が出金を再開し「約95%を補った」と説明——今週は米国の中間選挙、雇用の数字、利上げの観測が重なる。東京は3日が休み、動くのは4日から

2026年11月2日(月) ・ 令和8年 霜月 ・ 第 117 号 ・ 今日の3本

週明けの朝です。今朝のお金は、「止まった物が動き出し、大きな山が続けて来る週」です。約63億ドルを盗まれた Binance は、1日にビットコインなどの出金を再開。今週の米国は3日に中間選挙、6日に10月の雇用の数字が出ます。東京は3日が文化の日で休み。選挙の結果を受けて動くのは4日です。戻る、待つ、備える——今朝の3本です。

Binance が補った割合
約95%前回の発表は90%(Binance)
ビットコイン
約7.78万ドル出金再開のころ(各社報道)
米国10年債の利回り
4.93%10/30 の終わり値
日経平均
63,290円10/30・週間では597円高
01 / 今日の一番

Binance、約63億ドルの盗難から3日で出金を再開——ビットコインから順に。失った分の約95%を補い、約30億ドルは凍結

【事実】暗号資産の取引所 Binance は11月1日、ビットコインなど15のネットワークで出金を再開しました。10月29日の夜に約63億ドルを盗まれてから約3日です。失った分の約95%はすでに補ったと説明しています。

【背景】補うお金は、利用者を守る約10億ドルの積立金や会社のお金などから出しました。盗まれたうち約30億ドルは凍結済み。多くは発行元が止められるドル連動の通貨です。一方でビットコイン 18,270枚(約14.7億ドル)は止められません。FBI は北朝鮮の仕業だとしています。

【見立て】早い再開は安心材料です。ただ、止められるお金と、止められないお金がはっきり分かれた事件でもあります。

"盗難のその後"(Binance・TRM Labs・各社報道)
約63億ドル
盗まれた額の推計
約95%
Binance が補った割合
約30億ドル
凍結された額

🗣 まわりの反応

  • Binance=今回の影響の額や、取り戻した・凍結した額は、この先変わる可能性があると注意を促した
  • Chainalysis=北朝鮮とつながる集団「TraderTraitor」の仕業とみていると報じられた
  • 論点:ドル連動の通貨は発行元が止められたから戻った。「止められる安心」と「誰にも止められない自由」のどちらを取るかが改めて問われている

L Lの見立て

今回 Binance を支えたのは、前から積んでいた"もしもの時のお金"でした。会社も家計も同じで、いざという時に効くのは、事件の後でなく前に用意した物です。今日の10分:自分の会社の「急に止まったら困るお金の出入り」を1つ書き、何か月分の備えがあるかを数字で添える。

発信するなら:「約63億ドルを盗まれた Binance が、3日で出金を再開した。支えたのは前から積んでいた"もしもの時のお金"。備えは事件の後でなく前に。自分の会社の備えが何か月分あるか、数えてみた」

★ SNSネタCNBC / CoinDesk / CNN / CBS News / crypto.news / PBS / TRM Labs
02

米国株は今週、3つの山——3日の中間選挙、6日の雇用の数字、そして"利上げ"の観測。長い期間の金利は4.93%まで上がった

【事実】米国の S&P500 は30日に1.82%下げて7,580.07、週間でも0.6%安でした。ナスダックとともに3週続けての下げです。10年債の利回りは4.93%まで上がりました。

【背景】今週は3日に中間選挙、6日に10月の雇用の数字が出ます。増える働き手は5.5万〜6.5万人、失業率は4.2%の予想です。FRB は先週、金利を3.75〜4.00%に据え置きましたが、2人が利上げに票を入れました。物価が高く、次は"上げる"かが焦点です。

【見立て】選挙と雇用と金利が1週間に重なるのは、まれです。どれか1つの結果で大きく振れるつもりで構えておきたい週です。

"週明けの米国の数字"(CNBC・FXEmpire・TradingKey)
7,580.07
S&P500(週間 −0.6%)
4.93%
10年債の利回り
4.2%
10月の失業率の予想

🗣 まわりの反応

  • CNBC=今週の注目は中間選挙、雇用の数字、そして Apple・AMD などの決算だと整理した
  • 市場の解説=FRB の採決が10対2に割れたことで、12月の利上げの可能性が残ったとの見方が出た
  • 論点:雇用の予想は5.5万人と6.5万人で割れている。数字が強すぎても弱すぎても、株が下げる理由になりうる難しい局面だ

L Lの見立て

結果は選べませんが、結果が出た時に何をするかは先に決められます。今日の10分:金利がもう少し上がったら困ること(借入・仕入れ・値付け)を1つ書き、その時にやる手を1行添える。先に決めておけば、ニュースに振り回されずに済みます。

CNBC / FXEmpire / TradingKey / TheStreet / Sensei.news
03

東京は3日が文化の日で休み、選挙の結果を受けて動くのは4日——日経平均の今週の予想は6万1,000〜6万5,000円。ドル円は157円台

【事実】日経平均は30日に大きく下げたものの、週間では597円高の6万3,290円と3週ぶりに上がりました。3日は文化の日で東京は休み。米国の中間選挙の結果に反応するのは、休み明けの4日になります。

【背景】今週の予想は、ザイ・オンラインが6万1,000〜6万5,000円。4日は大手商社4社の決算とも重なります。ドル円は2日朝に157円48銭前後。日銀が物価の勢いを「2%の目標とおおむね合う」とみたことで円が買われる場面もありました。

【見立て】1日休みをはさむ分、4日の朝に米国の2日分の動きが一度に来る。休み前の持ち方を、落ち着いて見直したいところです。

"今週の東京の見通し"(ザイ・オンライン・TBL Advisory)
63,290円
10/30 の終わり値
6.1万〜6.5万円
今週の予想の幅
157.48円
ドル円(11/2 朝)

🗣 まわりの反応

  • TBL Advisory=「米国の中間選挙は3日だが、東京が動くのは休み明けの4日」と書き、ドル円は156円〜158円80銭とみた
  • ザイ・オンライン=中間選挙、雇用の数字、Apple の決算、金利の動きに注目と整理した
  • 論点:10月の円は、ドルに対する動きの幅が4年半ぶりの小ささだった。静かな円が、日銀と FRB の動きで急に動くことはないかが焦点だ

L Lの見立て

休みは、考える時間でもあります。相場が開いていない日に慌てる必要はありません。今日の10分:持っている物を1つ選び、「4日の朝に大きく下げていたら、どうするか」を先に1行で決める。決めてから休むと、休みが本当に休みになります。

ザイ・オンライン / TBL Advisory / 日本経済新聞 / ozumerry(note)