米国 の9月 の消費者物価(前年比)
3.7%予想 3.6%・8月 は 3.4%・前月比は 0.6% 上昇(米労働統計局)
S&P500(10月14日 終値)
7,718.94−1.11%・Nasdaq −1.88%・ダウ −0.09%(CNBC)
10月28日 の利上げの確率
約39〜44%前日の約22% から倍増(CME FedWatch・報道で幅あり)
ビットコイン(10月14日)
8.2万ドル割れ発表前は約8.3万ドル・2% 超安(The Block)
01 / 今日の一番
米国 の物価は 3.7%、予想より熱く——ガソリン 9.1% 高で利上げの見方が倍増
【事実】米国 の9月 の消費者物価は前年より3.7%、前月より0.6% 上がり、予想の3.6% を上回りました。ガソリン は 9.1% 上がり、全体の上げの約半分 を占めます。食べ物とエネルギーを除いた物価も 2.6% と予想(2.5%)を上回りました。
【背景】これで 10月27〜28日 の会合で利上げがあるとの見方は、前日の約22% から4割 前後へ 上がりました。10年物 の国債の利回りは一時5.3% 台 に。株は AI・半導体が売られ、S&P500 は 1.11% 安の 7,718.94 で引けました。
【見立て】中東の火が、ガソリン を通って米国 の物価に届いた 形です。借り入れの金利は、まだ下がらない前提で考えたいところです。
"米国 の9月 の消費者物価"(米労働統計局・CNBC ほか)
🗣 まわりの反応
- Kiplinger=物価は「まだ熱いまま」だと見出しで伝えた
- Sygnum Bank(The Block 経由)=食べ物とエネルギーを除いた物価の強さで、5回 に1回 程度とみられていた10月 の利上げが再び現実味を帯びたと述べた
- 論点:利上げの確率は 39%・44%・49% と報道で幅がある。数字を拾った時間の違いで、受け止めの強さが変わる
L Lの見立て
今朝いちばん伝えたいのは、「遠い火は、ガソリン代として足元に来る」 ということです。中東の争いが燃料を上げ、それが物価を押し上げ、金利の見通しまで変えました。私たちの暮らしや仕事も、知らないうちにこの流れの中にあります。今朝の10分:毎月 払っている物の中で、燃料や金利に左右される支払いを3つ 書き出す。どれが一番効くか分かれば、手を打つ順番が決まります。
発信するなら:「米国の物価が予想より熱かった。上げ幅の半分はガソリン。遠い中東の争いが、燃料代になって、金利の見通しまで動かした。自分の毎月の支払いの中で、燃料や金利に左右されるものを3つ書き出してみる。どれが一番効くか分かれば、手を打つ順番が決まる」
★ SNSネタ米労働統計局(BLS) / CNBC / Kiplinger / The Motley Fool / Investing.com / Axios
02
ビットコイン は 8.2万ドル 割れ——「利上げ」の再浮上で手放される
【事実】ビットコイン は物価の発表前の約8.3万ドル から、発表後に 8.2万ドル を割り込み、2% 超 下げました(The Block)。イーサリアム・XRP・ソラナ はそろって約3.5% 安 です。
【背景】金利が上がると、利息を生まない値動きの大きい資産は手放されやすく なります。市場では 8.2万ドル が下の支え、8.3万ドル が上の壁 と見られています(Crypto Times)。前日まで ETF からの流出も続いていました。
【見立て】暗号資産は、いまは金利のニュースで動く資産 です。値動きの理由が自分の外にあることを、忘れずにいたいところです。
"14日 の暗号資産"(The Block ほか)
🗣 まわりの反応
- The Block=食べ物とエネルギーを除いた物価の強さが、利上げの心配をよみがえらせたと伝えた
- Quartz=物価の発表後、ビットコイン は 8.15万ドル 近くへ下げたと報じた
- 論点:値段は報道の時間によって 8.15万〜8.24万ドル と幅がある。1つ の数字だけで判断しないことが大事
L Lの見立て
2本目 は、「自分で決められない値段を、当てにしない」 という話です。ビットコイン の値段は、今朝は米国 の物価と金利で決まりました。自分の努力では動かせない物に、暮らしの土台を預けすぎると、眠れない夜が増えます。今朝の10分:手元の資産や収入のうち「自分で動かせない物」の割合をざっくり1回 出す。半分を超えていたら、自分で動かせる柱を1本 増やす合図です。
The Block / Quartz / Yahoo Finance / Crypto Times / CoinDesk
03
「高市トレード」に見直し——日本の国債に「そろそろ買い」の声
【事実】Bloomberg は 14日、高市政権の1年目 に主流だった「株を買って、国債を売る」取引が見直され始めた と報じました。JPMorgan Asset Management や 三菱UFJアセットマネジメント などの運用担当者が、国債への弱気を和らげています。
【背景】理由は、最近 の国債の入札で利回りが「買い時」の水準まで上がった こと。さらに 米国 から財政を締めるよう求める圧力 もあり、政府が大きくお金を使う路線には限りがあると見られています。
【見立て】みんなが同じ方向に賭けた後こそ、逆の芽が出る。流行りの取引ほど、終わり方を考えておきたいところです。
🗣 まわりの反応
- Bloomberg=大手の運用会社が国債への弱気を和らげ始めたと伝えた
- Finimize=首相の「新たな国債は出さない」との約束が、国債の市場にひと息つかせたと分析した
- 論点:食料品の消費税の引き下げで年4兆円 超の税収が減る。財源の中身しだいで、国債の見方は再び揺れる
L Lの見立て
今朝の3本 は、ガソリン が押し上げた物価・金利で動く暗号資産・流行りの取引の見直し でした。3本目 から学べるのは、「同じ方向に人が集まりすぎた時が、点検の時」 ということです。みんながやっているから安心、ではなく、みんながやっているから値段が上がりすぎていないかを見る。今朝の10分:最近「みんながやっているから」で始めたことを1つ 選び、自分の理由を1行 書く。自分の言葉で書ければ続ける、書けなければ一度止まる。
Bloomberg / Finimize / Business Recorder