01 / 今日の一番
相次ぐサイバー攻撃に、政府が初の閣僚会議——首相「あらゆる手を戦略的に選び、実行する」
【事実】政府は26日、サイバーセキュリティの関係閣僚会議を初めて開きました。企業への不正アクセスで個人情報の大量の流出が続いているためです。高市首相 は、来週中をめどに緊急対策をまとめるよう指示し、「お金の手当ても含め早急に検討を」と求めました。
【背景】首相は、攻撃元のサーバーに入って無害にする手も含め、あらゆる対処を戦略的に選んで実行する と述べました。重大な攻撃を先回りして防ぐ「能動的サイバー防御」 の発動も視野に入れます。国家サイバー統括室の担当者は、攻撃に AI が使われている可能性は高い と話しています。
【見立て】守る側も、"待つ守り"から"先に動く守り"へ切り替わり始めました。
🗣 まわりの反応
- 日本経済新聞=GMOインターネットグループ が、政府に能動的サイバー防御の適用を求めていたと伝えた
- 国家サイバー統括室の担当者=同じような攻撃が続くおそれがあると見ている
- 論点:警察や自衛隊が攻撃元のサーバーに入る措置を、どこまで、どんな手続きで使うのか。緊急対策の中身はまだ示されていない
L Lの見立て
国が動くのを待つより、自分の会社の入口を自分で見る 方が早い。攻める側が AI を使うなら、昔の合言葉はすぐに破られます。今日の10分:会社の大事な道具(メール・会計・お客さまの名簿)の3つで、2段階の確認(ログインの二重のカギ)が入っているかを確かめる。入っていない物から、今日1つ入れたい所です。
発信するなら:「政府がサイバー攻撃の閣僚会議を初めて開いた。攻める側はAIを使っている可能性が高いそう。国の対策を待つより、自分の会社のメール・会計・名簿にログインの二重のカギが付いているか、今日確かめたい」
★ SNSネタロイター / ANN / 時事通信 / 日本経済新聞(Yahoo!ニュース 経由ほか)
02
ガソリン補助、12月から毎月5円ほど縮める案——自民党 が提言、電気・ガス代の支援は再開を求める
【事実】自民党 は26日、ガソリン補助を段階的に縮める提言案 をまとめました。12月以降、補助の基準の値段(170円)を毎月5円ほど引き上げる のが基本です。いまの補助は1リットルあたり約43円。9月使用分で終わった電気・ガス代の支援は、冬に向けて再開 を求めます。
【背景】原油の高止まりで、補助のためのお金が尽きる心配 が出ていました。高市首相 は23日、赤沢経済産業相 に見直しの検討を指示しています。提言案は、日本 のガソリンの値段は欧州 の半分以下で米国 も下回るとしています。
【見立て】補助はゆっくり外す 形。急に上がらない分、備える時間があります。
"ガソリン補助の縮め方(案)"(時事通信・日本経済新聞)
🗣 まわりの反応
- ANN・日本経済新聞=自民党 の中には、縮めることに慎重な意見もあると伝えた
- 朝日新聞=提言案は、日本 の値段は欧州 の半分以下だと説明していると報じた
- 論点:電気・ガスの支援を「再開」とするか「続ける」とするかなど、報道で言い方が分かれる。時期の細かい所はこれから
L Lの見立て
毎月5円ずつなら、半年で30円ほど 上がる計算です。急でない分、先に手を打てます。今日の10分:会社や家の車の、月の給油量を確かめ、1リットル30円上がった時の月の増え方を1行で書く。数字が分かれば、走り方や仕入れの組み方を今から変えられます。
時事通信 / 日本経済新聞 / ANN / 朝日新聞(Yahoo!ニュース 経由)
03
高市首相、消費税を下げる法案の早い成立へ与党に協力を求める——内閣を改めてから初の連絡会議
【事実】NHK によると、高市首相 は26日、政府と与党の連絡会議で、食料品の消費税を下げる法案などを早く成立させるため、与党に協力を求めました。内閣を改めてから初めての連絡会議 です。
【背景】法案は24日 に衆院の委員会で本格的な審議に入っています。首相は19日 の参院予算委員会で、減税のお金は出ていくお金と入るお金の両方を見直して確保し、国債を出す額は適切に抑える と述べました。ところが、一緒に配る支援金の「誰に・いくら」 は、まだはっきりしていません。
【見立て】急ぐ政府と、中身を問う野党。数字が出るかどうか が、成立までの速さを決めます。
🗣 まわりの反応
- NHK=首相は13日 からの衆院予算委員会で、支援金は所得に応じた「きめ細かな支援」だと強調してきた
- 野党=財源と効果をただす方針だと NHK は伝えている
- 論点:時事通信 の10月 の調査で内閣の支持率は42.4%。早く通すことと、中身を見せることのどちらを先にするか
L Lの見立て
急ぎたい時ほど、相手が知りたい数字 を先に出すと話は早く進みます。国会も、商談も同じです。今日の10分:いま返事を待っている提案を1つ選び、相手がまだ知らない数字(金額・期限・人数)を1つ足して送り直す。待つより、足す方が早い時があります。
NHK / 時事通信