S&P500(10月13日 終値)
7,805.45−0.02%・Nasdaq −0.15%・ダウ −0.35%(TheStreet)
北海ブレント(10月13日 終値)
105.69ドル−0.9%・3日 続いた上げで一息・WTI は +0.4% の 94.14ドル
ビットコイン(10月13日)
8.3万ドル台8.1万ドル 近くから戻す・ETF は 12日 に 6,540万ドル の流出
日経平均(10月13日 終値)
67,777円1,253円 安・4日 続落・TOPIX は小幅高
01 / 今日の一番
銀行決算は「中身で差」——Goldman は29% 増益、JPMorgan は約3年 ぶりの予想割れ
【事実】13日 に4つの大手銀行が7〜9月 の決算 を出しました。Goldman Sachs は利益が前年より29% 増えて 52.9億ドル、株の売買の稼ぎは72% 増。Citigroup も1株利益 2.85ドル と予想(約2.65ドル)を上回り ました。一方、JPMorgan は 5.57ドル と予想(5.9ドル 前後)に届かず、Wells Fargo は利益は予想超え・売上は届かずでした。
【背景】JPMorgan は、債券の売買の稼ぎが夏より鈍ったのが響きました。各行とも、金利の上昇と「しつこい物価高」が家計に効いてくる と注意を促しています。
【見立て】同じ景色の中でも、どこで稼いでいるかで結果が分かれた。うちの現場なら、売上の「中身の内訳」を見ておく季節です。
"銀行決算の明暗"(報道・各社の集計)
+29%
Goldman Sachs の利益(前年比・52.9億ドル)
2.85ドル
Citigroup の1株利益(予想 約2.65ドル)
5.57ドル
JPMorgan の1株利益(予想 5.9ドル 前後)
🗣 まわりの反応
- Fortune=4行とも利益は強いが、金利の上昇と「しつこい物価高」が効いてくると口をそろえた、と伝えた
- Forbes=「貸す側は落ち着き、ウォール街 の売買の部門が急伸」と、稼ぎ所の違いをまとめた
- 論点:予想の数字は調べ先で少しずつ違う。JPMorgan の予想は 5.90ドル とも 5.93ドル とも伝えられ、どれと比べるかで見出しの強さが変わる
L Lの見立て
今朝いちばん伝えたいのは、「同じ嵐でも、稼ぎ所が違えば結果が違う」 ということです。荒れた相場で売買の部門が伸びた銀行もあれば、そこが鈍って予想を割った銀行もある。私たちも、どの仕事が今の追い風に乗り、どれが向かい風かを分けて見ると、打つ手がはっきりします。今朝の10分:先月 の売上を、仕事の種類ごとに3つ に分けて書く。いちばん伸びた物に、今月の時間を少し寄せてみる。
発信するなら:「米国の大手銀行の決算。同じ相場の中で、29%増益の銀行もあれば、予想を割った銀行もあった。差を分けたのは『どこで稼いでいるか』。自分の仕事も、売上を種類ごとに3つに分けてみると、追い風に乗っている物と向かい風の物が見えてくる。時間は、伸びている所へ少し寄せる」
★ SNSネタCNBC / Fortune / Forbes / Investing.com / TheStreet / Yahoo Finance
02
原油は 105ドル 台で一息——ロシア の軽油の取引は「米国 の2週間 分未満」
【事実】13日 の北海ブレント は 0.9% 下げて 105.69ドル。3日 続いた上げのあと、利益を確定する売りが出ました。WTI は 0.4% 上げて 94.14ドル(Rigzone)。サウジアラビア の エネルギー相 は、ホルムズ海峡 を通らない輸出の力を増やせるとも述べています。
【背景】トランプ大統領 は 9日、ロシア の燃料への制裁を外し、まず軽油30万トン、11月 に50万トン、その後100万トン を出させる 取引を発表しました。ただ CNBC は 「米国 の需要の2週間 分にも満たない」 と指摘。Goldman Sachs は、最初の分で卸の軽油が1バレル 1〜2ドル 下がる程度と見ています。
【見立て】大きな発表と、実際の量は別に見る。燃料の高さは、まだ続く前提で構えたいところです。
"ロシア の軽油の放出の予定"(トランプ大統領 の発表・報道)
🗣 まわりの反応
- CNBC=軽油の取引の量は、米国 の需要の2週間 分にも満たないと分析した
- Goldman Sachs(報道)=最初の放出で卸の軽油が下がるのは1バレル 1〜2ドル 程度と試算した
- InvestingLive=サウジアラビア の ダーラン にある アラムコ の本社近くで大きな音が報じられた(アラムコ は論評せず・被害の確認なし)
L Lの見立て
2本目 は、「見出しの大きさと、中身の量は違う」 という話です。「ロシア が燃料を出す」と聞けば値下がりを期待しますが、量を測ると2週間 分にも届かない。私たちも、うれしい知らせほど 「で、いくら・いつ・どれだけ」 を確かめたいところです。今朝の10分:今月 期待している「良い話」を1つ 選び、金額と時期を数字で書いてみる。数字にならない物は、まだ当てにしない。
Rigzone / CNBC / InvestingLive / PBS NewsHour / NBC News
03
ビットコイン は 8.3万ドル 台——ETF の流出は続き、今夜の物価待ち
【事実】ビットコイン は 13日、8.1万ドル 近くまで下げたあと、8.3万〜8.4万ドル 弱へ戻しました。米国 の現物 ETF は 12日 に 6,540万ドル の流出(すべて BlackRock の IBIT)。9日 までの週は 6.81億ドル の流出 で、9月 初め以来の週ごとの流出でした。
【背景】市場が待つのは、日本時間 今夜9時半 の米国 の9月 の消費者物価。物価が強ければ金利の上昇が続くとの見方から、値動きの大きい資産は手控えられています。
【見立て】方向はまだ決まっていません。うちの現場なら、今夜の数字に賭けるより、どちらに転んでも困らない置き方 を確かめたいところです。
🗣 まわりの反応
- Bitfinex(Analytics Insight 経由)=8.4万ドル を取り戻すには、ETF の日々の出入りが小さな流入に戻る必要があると分析した
- FXStreet=ETF からお金が出ていく中でも、ビットコイン や イーサリアム は小さく戻したと伝えた
- 論点:ETF 全体の運用額は約1,060億ドル、始まって以来の流入の合計は約570億ドル。数日 の流出を「逃げ」と見るか「一休み」と見るかで分かれる
L Lの見立て
今朝の3本 は、稼ぎ所で差がついた銀行・見出しより量の軽油・物価を待つ暗号資産 でした。どれも「中身を測る」ことで見え方が変わります。今朝の10分:手元のお金を「3か月 以内に使う分」と「しばらく使わない分」に分け、前者が値動きの大きい所にないかを1回 確かめる。今夜の数字がどちらに出ても、落ち着いて眠れる形にしておきましょう。
Analytics Insight / The Market Periodical / Cryptonews / FXStreet / The Block