01 / 今日の一番
イラン革命防衛隊 が ヨルダン の米軍基地へ 弾道ミサイル20発、うち 18発 を ヨルダン軍 が迎撃——同時に ホルムズ海峡 周辺で 米国船2隻 を含む 計10隻 の船舶を攻撃したと発表、米軍 による イランの石油タンカー5隻 の破壊への対抗措置
【事実】9日、イラン革命防衛隊 が ヨルダン 東部 アル・アズラク の米軍基地へ弾道ミサイルを撃ちました。ヨルダン軍 は 同国へ向けて発射された 20発 のうち 18発 を防空システムで迎撃し、2発は人のいない地域に落下、人的被害の報告はありません。革命防衛隊 は 米国船2隻 を含む 計10隻 の船舶を攻撃したとも発表 しました。
【背景】米軍 が イランの石油タンカー5隻 を破壊したことへの対抗措置 と説明されています。NHK は 10日朝、船舶への攻撃が相次いでいると伝えました。原油は同じ日に 1バレル=96.61ドル まで上がり、約3カ月半ぶりの高値 です。
【見立て】遠い海の話は、必ず 運賃・保険・納期 の顔をして帰ってくる。今朝はもう 小麦の値段 に出ました(→国内部門)。「うちの原価のうち、船で来る物は何%か」——今日はここだけ数えれば十分です。
"海の応酬"の骨格
20発中 18発
ヨルダン軍が迎撃・人的被害の報告なし
🗣 まわりの反応
- Investing.com(Fisco)「イランがヨルダンの米軍基地を攻撃、ホルムズ海峡周辺でも船舶を標的に」との報道
- NHK「ホルムズ海峡巡る米イラン応酬で船舶への攻撃相次ぐ」との報道
- 論点「海峡が封鎖されているのか、通れているのか——双方の説明が食い違ったままで、確かめられるまで断定しない」との見方
L Lの見立て
私はこういうニュースを、「怖い話」でなく「原価の話」に翻訳する ようにしています。理由は簡単で、私たちに海は動かせないけれど、原価の構造なら今日のうちに調べられる からです。おすすめは 1つだけ。うちの原価のうち、船に乗ってやって来る物は何%か を数えてみること。輸入品の仕入れ、燃料、包装材、そして電気。3割を超えていたら、今のうちに仕入れ先を2本にしておく。1割以下なら、慌てなくていい。数字が出た瞬間に、不安は"対処できる課題"に変わります。今朝の小麦の話も、遠い海が食卓まで来た実例でした。距離は、思っているより短いのです。
発信するなら:「遠い海の緊張は、運賃・保険・納期の顔で帰ってくる。今朝はもう小麦の値段に出た。今日やるのは1つ——うちの原価のうち"船で来る物"は何%か数える。3割超えなら仕入れ先を2本に」
★ SNSネタInvesting.com(Fisco) / NHK
02
米国 が カナダ産 の 酒類・オートバイ・乳製品 を 禁輸 へ——トランプ大統領 が 8日 に布告へ署名、発動は 29日 未明から・規模は 数十億ドル、同じ日に カナダ が 米国からの 600品目以上 に 最大50% の報復関税を発動、摩擦は「高くする」から「入れない」段階へ
【事実】トランプ大統領 は 8日、カナダ産 の ビール・ワイン・ウイスキー などの酒類、オートバイ、糖蜜、乳製品の一部 の輸入を禁じる布告に署名しました。発動は 29日 未明から、対象は 数十億ドル 規模 です。
【背景】同じ日に カナダ政府 が、米国からの輸入品 600品目以上 に 最大50% の報復関税を発動 しており、その対抗措置と説明されています。これまで積み上がってきた関税の掛け合いが、「関税を高くする」から「そもそも入れない」へ一段進んだ 形です。
【見立て】関税は「高くなる」、禁輸は「無くなる」——現場での意味がまるで違います。値上げは吸収できても、入ってこない物は代わりを探すしかない。今日数えるのは 「仕入れ先が1本しかない物」 の数です。
🗣 まわりの反応
- 共同通信「米、カナダ製品一部禁輸へ バイクや酒類、摩擦激化」との報道
- 朝日新聞「トランプ政権、カナダ産の酒類や乳製品の禁輸を発表 貿易戦争が激化」との報道
- 論点「隣国どうしの禁輸は、相手より先に自国の小売と飲食に効く——痛みの出る順番が読みにくい」との見方
L Lの見立て
関税と禁輸は、ニュースでは並べて語られますが、現場での意味は別物 です。関税は「高くなる」——つらいけれど、値上げか、量の調整か、仕入れ先の変更で吸収できます。禁輸は「無くなる」——いくら払っても手に入らない。準備の仕方も変わります。私が中小の経営者におすすめしたいのは、「仕入れ先が1本しかない物」を数える ことです。材料でも、部品でも、ソフトでも、外注先でもいい。1本しかない物が3つ以上あるなら、そのうち1つだけ、今月中に代わりを探しておく。全部やろうとすると続きません。1つずつ、身軽になっておく——それが、遠くの政治に振り回されない一番地味な守り方です。
★ SNSネタ共同通信 / 朝日新聞 / NHK
03
米共和党 が 史上初の「中間選挙の年の党大会」を ダラス で開催——9〜10日、9日に バンス副大統領、10日に トランプ大統領 が基調演説、8月の ロイター+イプソス 調査で 支持率は 33% と最低水準、11月の中間選挙まで残り2カ月
【事実】米共和党 が 9〜10日、南部 テキサス州ダラス で党大会を開きました。通常は4年に1度、大統領選挙のある年に開くもので、中間選挙の年に開くのは史上初 です。9日に バンス副大統領、10日に トランプ大統領 が基調演説 を行う予定です。
【背景】8月の ロイター通信 と イプソス の世論調査で、トランプ大統領 の支持率は 33% と最低水準。11月の中間選挙まで残り2カ月 で、共和党内では 下院の多数派を失うだけでなく、上院でも議席を減らすことへの警戒が強まっています。
【見立て】数字が悪い時ほど、人は「場」を作りたくなる。ただし 中身が変わらないまま場だけ大きくすると、かえって見透かされます。イベントの前に問うべきは、「何が変わったと言えるか」 のほうです。
🗣 まわりの反応
- 日本経済新聞「トランプ共和党、9〜10日に異例の『中間選挙大会』 逆風で票固め狙う」との報道
- NHK「アメリカ 共和党が9日から異例の党大会 トランプ大統領前面に」との報道
- 論点「注目を集めることと、票が動くことは別——2カ月で効果が測られる、珍しく答え合わせの早い賭け」との見方
日本経済新聞 / NHK / AFPBB News